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2026年「台湾祭」行ってきました!

福岡・天神の冬の風物詩として定着しつつある「台湾祭」。

2026年の今回は、台南ランタン祭の10周年を記念した特別な装いとなっていました。

会場に到着してまず驚かされたのは、入り口を飾る装飾の変化です。

前回訪問した際は、サイバーパンクな雰囲気を感じさせるネオン看板が入り口を彩っていましたが、今回は「提灯(ランタン)」が主役。

会場の壁一面に、色とりどりの手書き提灯が整然と並べられています。

一つひとつの提灯には個性豊かな絵が描かれており、それらが内側からの光で透ける様子は、どこか懐かしく、温かい気持ちにさせてくれます。

特に夜の時間帯は、周囲のビル群の明かりと、この提灯の鮮やかな色彩が絶妙なコントラストを描いています。

会場の入り口に掲げられた「歓迎光臨」のネオン文字は健在で、その門をくぐると、一気に台湾の夜市へ迷い込んだかのような没入感に包まれました。

フォトスポットとして置かれた台湾のレトロなポスト(緑と赤の「歪んだポスト」を模したもの)も、現地の空気感を演出する良いアクセントになっています。

寒さを忘れる快適な会場作り。ストーブ完備のテント席

この日は2月上旬ということもあり、外気は非常に冷たく、立ち止まっていると体が芯から冷えるような天候でした。

屋外イベントにおいて「寒さ」は最大の懸念事項ですが、今回の台湾祭はその点への配慮が行き届いていました。

飲食スペースは大型の白いテントで覆われており、周囲は厚手のビニールシートでしっかりと囲われています。

これにより、外からの冷たい風が完全に遮断されていました。

さらに、テント内では複数のストーブが焚かれており、中に入った瞬間にふんわりとした暖かさを感じることができました。

この「ストーブの温もり」があることで、冷たいビールを飲みながら熱々の台湾料理を楽しむという、冬ならではの贅沢な過ごし方が可能になっています。

ビニール越しに透けて見える提灯の明かりを眺めながら過ごす時間は、屋外の喧騒とはまた違った、落ち着いた心地よさがありました。

メニュー紹介:本場・台南の味をセットで楽しむ

会場内には複数の屋台が並び、小籠包や大鶏排(ダージーパイ)といった定番メニューが食欲をそそります。

その中で今回選んだのは、今回のテーマである「台南」の名を冠したメニューです。

注文した料理は、どれも台湾の夜市で見かけるような親しみやすいプラスチックや発泡スチロールの容器で提供されます。

この簡易的なスタイルが、かえって「旅先でふらりと立ち寄った屋台」のようなリアリティを感じさせてくれました。

特に「台南セット」は、台南発祥の名物料理である担仔麺(タンツーミェン)と、サイドメニューの揚げ春巻きを一度に味わえる、満足度の高い組み合わせです。

これに、現地で最もポピュラーな「台湾ビール 金牌」を合わせることで、福岡にいながらにして完璧な台湾の夜が完成します。

それでは、実食のより詳細な分析と、全体のまとめを含む後半部分を執筆いたします。

実食!台南セット(担仔麺&揚げ春巻き)と肉まん

ストーブの温もりを感じながら、まずは冷えたビールで乾杯します。

「台湾ビール 金牌」は、苦味が少なくスッキリとした軽い飲み口が特徴で、これからいただく脂っ気のある台湾料理を迎え撃つのに最適です。

一方で、日本を代表する「一番搾り」のしっかりとした麦の旨みも、寒い夜の温かい料理にはよく合います。

メインの「台南セット」に含まれる担仔麺(タンツーミェン)は、海老の出汁が効いた優しい味わいのスープがベース。 トッピングされた海老、そしてたっぷりのネギと肉味噌が麺によく絡みます。

肉味噌のコクがスープに溶け出すと、より深みが増し、汁なし麺風のスタイルでありながら、スルスルと喉を通っていきます。

セットの揚げ春巻きは、小ぶりですが皮のパリパリとした軽快な食感が心地よく、ビールのおつまみとしても優秀です。

そして、パックに詰められた熱々の肉まん。

ふっくらとした生地の中に、肉の旨みが凝縮された餡が詰まっており、一口食べるごとに身体が内側から温まります。

提供された容器に書かれた「謝謝LOVE ♡」という手書きのメッセージに、スタッフの方の温かい心遣いが感じられ、冷えた夜には一層その優しさが身に沁みました。

夜の闇に浮かび上がる提灯の壁を視界の端に捉えながら、熱々の麺を啜り、冷たいビールを流し込む。

この視覚と味覚がリンクする体験こそが、台湾祭の醍醐味だと言えるでしょう。

価格とコスパ評価

イベント会場という特性上、一般的な飲食店と比較すれば価格設定はやや高めではありますが、それ以上の「付加価値」がここにはあります。

台南セットのように、代表的なメニューを少しずつ楽しめる構成は、あれこれ食べたい来訪者のニーズをうまく捉えています。

また、単に「食べる」だけでなく、ランタンの装飾や快適なテント席といった「空間」も含めての体験であることを考えると、満足度は非常に高いと感じました。

手書きのメッセージや、ゴミの分別の徹底、ストーブの管理など、運営側の細やかな配慮が「また来年も来よう」と思わせてくれる要素になっています。

総合評価:夜の訪問がおすすめな理由

「台湾祭 in 福岡2026」は、昼の活気もさることながら、やはり提灯に火が灯る夜の時間帯が最も美しいと感じます。

オフィスビルが立ち並ぶ天神のど真ん中で、ここだけが別世界のように浮き上がっている光景は圧巻です。

一人でサクッと屋台飯を楽しむのも良し、友人や恋人とストーブを囲みながらビールを酌み交わすのも良し。

2月の冷たい空気の中で味わう台湾の熱気は、日常の疲れを忘れさせてくれる心地よい刺激となりました。

イベント情報まとめ

項目内容
イベント名台湾祭 in 福岡2026(10th ANNIVERSARY 台南ランタン祭)
会場住所福岡県福岡市中央区天神1-8-1(福岡市役所前ふれあい広場)
開催期間2026年1月30日(金) 〜 2月23日(月・祝)
営業時間平日 16:00〜21:00 / 土日祝 11:00〜21:00(L.O. 20:30)
アクセス地下鉄「天神駅」より徒歩約4分、西鉄「福岡(天神)駅」より徒歩約4分
注意点屋外イベントのため防寒対策推奨
(テント内はストーブがあり温かいです)

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