天神ビルB1Fにある「ビアレストラン Pubキリン」で、休日ランチに「温玉チーズの焼きカレー」をいただきました。
天神の中心地ながら近隣の商業施設に比べて休日でも混雑が穏やかで、この日は待ち時間なくすんなり入店できた一方、来店は途切れず人気ぶりも感じられます。
レトロでやや暗めの店内は落ち着きがあり、食事を楽しむ方と昼から一杯を楽しむ方が同居する“大人の地下空間”という雰囲気です。
熱々で供される焼きカレーはチーズのねっとり感とカレーの香ばしさ、温玉がもたらすまろやかさが重なり、意外と多めのボリュームでしっかり満足できました。
サラダとスープが付き、食後のコーヒーまでいただいて、価格面も含めて「ほどよく気軽に満たされる」休日ランチとしておすすめできます。
ビアレストラン Pubキリンの印象
天神駅から地下直結の天神ビルB1Fにあり、雨の日でもアクセスしやすいのが魅力です。
地上の大型商業施設と比べると人流が穏やかで、休日でも行列に巻き込まれにくく、落ち着いて食事を取りやすい環境でした。
店内は赤レンガ調の壁と控えめな照明が演出するレトロな雰囲気で、昭和のビアホールの空気感を今に残すような佇まいです。
BGMや話し声のボリュームも過度ではなく、短時間の一人ランチからゆったり昼飲みまで、幅広い使い方に応えてくれます。
今回はすんなり着席できましたが、席はみるみる埋まっていき、根強い人気を実感しました。
ビアレストラン Pubキリンのメニュー紹介
ランチは洋食系を中心に、カレー、ドリア、オムライス、グリル系など定番が揃います。
多くのメニューにサラダとスープが付く構成で、到着したトレイの“きちんと感”が満足度に直結します。
価格帯はおおむね1,000円前後で、天神の真ん中という立地を考えると手頃な印象です。
ビールに合うつまみ系や肉料理も多く、ランチ利用でも“昼から一杯”の選択肢が自然に目に入ります。
写真を撮るなら、焼き上がりの湯気が立つ瞬間や、温玉を割る場面がハイライト。
器の焼き目、チーズの艶、黄身のコントラストが強く、スマホでも映えるビジュアルです。
食べたメニュー
注文したのは「温玉チーズの焼きカレー」です。
テーブルに届いた途端、グツグツとした音とカレーの香りが立ち上がり、表面はチーズの焼き目が香ばしく、スプーンを入れるととろりと糸を引きます。
カレー自体は辛さが突出せず、スパイスの香りと旨みが主体で、チーズの塩味とコクが合わさることでまろやかにまとまります。
中央の温玉を割ると、黄身がソースのように絡んで味の角が丸くなり、口当たりが一気にリッチに変化します。
ご飯の量は見た目以上で、最後まで“ちゃんと食べた”満足感が続きました。
サラダは口の中をリフレッシュし、スープは軽く温まる優しい味わいで、熱々の主役を引き立てます。
王道の「焼きカレー×温玉×チーズ」ながら、供された瞬間からの温度感と、最後まで熱が持続する器使いが印象的で、同じ構成でも一段満足度が上がる仕立てと感じました。
価格とコスパ評価
セットで1,000円前後という価格帯は、天神の中心・駅直結の利便性、ボリューム、サラダとスープの付加価値を考えると納得感があります。
食後にコーヒーを追加すれば、ちょっとした休憩や作戦会議にも使え、滞在価値が上がります。
何より、休日でも比較的すんなり座れる可能性が高い点は、時間コストの観点でも“隠れコスパ”と言って良いでしょう。
味の安定感、熱々の提供、量、立地の総合点が高く、普段使いのランチにちょうどよい一軒です。
ビアレストラン Pubキリンのおすすめ度
「短時間でしっかり満足したい一人ランチ」「買い物前後に落ち着いて腹ごしらえ」「昼からビールで小さなご褒美」に向いています。
レトロな空間は、喧騒から半歩離れたい気分のときにちょうどよく、会話もはかどります。
今回は焼きカレーを楽しみましたが、次回は夜にステーキや黒ビール煮込みと樽生で合わせてみたいと思える内容でした。
天神で店選びに迷ったときの“頼れるカード”として覚えておきたい存在です。
ビアレストラン Pubキリンの店舗情報まとめ
・店名：ビアレストラン Pubキリン。
・住所：〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2丁目12−1 天神ビルB1F。
・電話：092-721-3265（店頭掲示・公式情報での確認推奨）。
・営業時間：ランチ 11:00〜15:00（L.O.14:30）／ディナー 16:00〜22:00（ドリンクL.O.21:30）。日・祝は21:00まで。
・定休日：月曜日（祝日の場合は翌日、年末年始は休業あり）。
・注意点：ランチピークは埋まりやすいが周辺に比べると着席はしやすい傾向。
焼きたてメニューが多く非常に熱いので、提供直後はやけどに注意。
