「マルエフ横丁」で味わうビール立ち飲みグルメ体験

博多駅の近く、ヨドバシカメラ博多の向かい側の、新幹線博多駅西高架下に期間限定でオープンしていた「出張マルエフ横丁 博多店」。

閉店まで残り1週間というタイミングでようやく訪問することができました。

博多駅を利用する多くの方々が気になりながらも、期間限定という時間的制約で訪れることができないこの人気店の魅力をお伝えします。

マルエフ横丁とは？

「マルエフ横丁」は、本来はアサヒビールのキャンペーンで展開している人気の立ち飲み居酒屋が、博多駅前に期間限定で展開していた飲食スポットです。

気軽に立ち寄れる立ち飲みスタイルながら、クオリティの高いビールと、料理を提供することで人気を博しています。

店の前には常に10名以上の行列ができる人気ぶりで、博多の食通たちの間で話題となっていました。

メニュー

マルエフ横丁博多店では、手頃な価格で本格的な居酒屋メニューを楽しむことができます。

特にマルエフの「シャープ注ぎ」と呼ばれる提供方法で味が若干変わるというのが魅力です。

今回は以下のメニューを注文しました。

食べた料理と感想

マルエフ シャープ注ぎ

最初に注文したのは「マルエフ シャープ注ぎ」。

これはビールを注ぐスタイルで、ビールらしさを感じるバランスの良い味わいということです。

このシャープ注ぎは泡立てるようにグラスの半分まで注ぎ、グラスを45度に傾けグラスの内側を添わせるように液体だけを注ぎ、泡を調整するように上から注ぎ、液体７と泡３がベスト。ほどよい炭酸を楽しめる注ぎ方です。

浅漬け盛り合わせ

お酒を注文した直後に届いた「浅漬け盛り合わせ」は、色鮮やかな野菜の盛り合わせでした。

きゅうり、大根、にんじん、パプリカ、トマトなどが美しく盛り付けられています。

浅漬けの特徴は、シャキシャキとした食感と優しい塩味。

野菜本来の甘みと風味を損なわないよう、絶妙な塩加減で漬け込まれています。

特に大根の歯ごたえと、パプリカの柔らかな甘みが印象的でした。

ビールとの相性も抜群で、酒の旨みと浅漬けの爽やかな風味が互いを引き立て合います。

お酒のアテとしては理想的な一品です。

イカじゃが

次に運ばれてきた「イカじゃが」は、想像通りの美味しさでした。

ホクホクとしたじゃがいもと、適度な歯ごたえを残したイカが絶妙なバランスで煮込まれています。

優しい出汁の味わいが染み込んだじゃがいもは、ほっこりとした温かみを感じさせる一方、イカは煮すぎず、程よい弾力を保っていました。

甘辛い醤油ベースの味付けは、ビールとの相性も抜群です。

家庭料理のような親しみやすさがありながらも、プロの技が光る一品でした。

鶏の炭火焼き

「鶏の炭火焼き」は、外はパリッと、中はジューシーな焼き上がりが絶妙です。

炭火で焼かれた鶏肉からは、香ばしい薫りが立ち上り、食欲をそそります。

塩加減も絶妙で、鶏肉本来の旨みを引き出しながらも、決して塩辛すぎることはありません。

噛むごとに肉汁が口の中に広がり、炭火ならではの香ばしさと相まって、深い満足感を与えてくれます。

添えられた柚胡椒で、さらに爽やかな風味が加わり、何度でも手が伸びる逸品です。

シンプルながらも、素材の質と焼き加減の技術が光る一品でした。

紅しょうがとり天

「紅しょうがとり天」は、今回の訪問で初めて出会った珍しいメニューです。

通常のとり天に紅しょうがを加えるというアイディアに、最初は少し驚きましたが、一口食べると納得の美味しさでした。

サクサクとした衣の中には、柔らかな鶏肉と紅しょうがの組み合わせが絶妙です。

紅しょうががほんのり酸味と辛みを加え、油っぽさを感じさせずに鶏肉の旨みを引き立てています。

これまで食べたことがない新しい味わいでありながら、どこか懐かしさを感じさせる不思議な魅力を持つ一品でした。博多ならではの創意工夫を感じられる料理です。

味噌もつ煮

最後に味わった「味噌もつ煮」は、博多の郷土料理として知られるもつ鍋とはまた異なる楽しみ方です。

コクのある味噌味のスープで煮込まれたもつは、適度な歯ごたえを残しながらも、柔らかく煮込まれていました。

味噌の深い風味が、もつの独特の旨みと絶妙にマッチし見事です。

一般的なもつ鍋とは違い、一人でも気軽に楽しめるサイズ感も嬉しいポイントでした。

価格とコストパフォーマンス

マルエフ横丁の料理は、立ち飲み居酒屋という気軽さながらも、一品一品のクオリティは満足レベルなのに、料理の価格は価格は380円〜580円程度とリーズナブル。

ビールは600円とその品質を考えると非常にコストパフォーマンスが高いと感じました。

今回、合計でも3,500円程度と、満足度の高さを考えると非常にお得です。

行ってみたかったお店で、とても満足しました。

感想

マルエフ横丁博多店は、立ち飲みスタイルでありながら、居酒屋料理を気軽に楽しめる場所です。

期間限定ということもあり、行列ができる人気店ですが、回転率が良いため、待ち時間も比較的短いという印象でした。

ビール好きの方にはぜひおすすめしたい店舗です。

期間限定の出店でしたが、また機会があれば訪れたいと思わせるだけの魅力に溢れていました。

立ち飲みスタイルのため、長居はしにくいものの、サクッと美味しい料理とお酒を楽しみたい方、特に仕事帰りや電車の待ち時間など、限られた時間で質の高い食事を楽しみたい方には最適です。

店舗情報まとめ

• 郵便番号: 〒812-0012
• 住所: 福岡県福岡市博多区博多駅中央街１−１ 新幹線博多駅高架下
• 営業時間: 不明（期間限定営業）
• 特徴: 立ち飲みスタイルの居酒屋、高品質なビールと料理、リーズナブルな価格設定
• ターゲット層: 一人飲みを楽しみたい方、仕事帰りのサラリーマン、マルエフ愛好家
• おススメポイント: マフエフビール、それに合わせた小皿料理。特に「紅しょうがとり天」は他では味わえない一品。
• 注意点: 期間限定の出店であるため、常設店舗ではないことに注意。
  立ち飲みスタイルのため、長時間の滞在には不向き。
  混雑時は行列ができるため、早めの時間帯か、遅めの時間帯の訪問がおすすめ。

博多駅を利用する際に、少し時間があれば立ち寄れる手軽さと、その割に本格的な料理が楽しめるマルエフ横丁。