日清のカップヌードルと変わらぬ定番として「焼きそばUFO」も超ロングラン商品として定着している。
どこのスーパーでも売っていたと記憶しているが、コロナ影響なのか「焼きそばUFO」を取り扱っていないスーパーもあり、せっかく買いに行ったのに買えなかったという事は意外と増えている。
なんでか?
今はオッサンの私にも子供時代があり、その私が子供時代にこの「焼きそばUFO」が発売されたのを鮮明に記憶している。
テレビのコマーシャルも、確かUFOが飛んでくるようなコマーシャルだったと思う。
当時の「UFO」という言葉は、近未来とか、正体不明とか、実態はわからないが未来を想像させる言葉だったのだろう。
今なら、この商品名はそういう意味だと想像できるのだが、当時の私は「インスタント焼きそば」という機能と、食べ終わった後にこの容器がフリスビーのように飛ばして遊べるから「UFO」とネーミングされたのだと信じていた。
実際に「焼きそばUFO」を食べ終わり洗った容器をフリスビーのように飛ばしてみたが、さっぱり飛ばないのでガッカリした事を思い出す。
さて、ここ最近は在宅ワークが増えていて、インスタント食品を食べる機会が多くなっているが、我が家のインスタント食品置き場には残念ながら「焼きそばUFO」はなかった。
なので週末の買い物の際に「焼きそばUFO」を買っておいたのだ。
久しぶりに食べる「焼きそばUFO」はパッケージを中心に少し進化していた。
以前は「かやく」は別の袋に入っていたのだが、「かやく」の袋はなく麺と一緒に既に入っていた。
お湯を注いで3分待ち、ソースをかけてかき混ぜて、青のりを振りかける。
香ばしいソースの香りが部屋中に広がり、少しずつ味わって食べる。
普通の焼きそばなんだが、インスタントにしてはなかなか美味しい。
これだけロングランを続けてこられるだけの、味と価格のバランスを保ってきたのだろう。
コロナ自粛でたくさん食べられる機会が増えたのではないかと思うが、想像するインスタント食品として、私の中では上位に入る「焼きそばUFO」なので、買い置きしておこう。
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