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食べても減らないと言われる伝説のうどん、牧のうどん加布里本店

糸島方面へ向かう用事があると、寄り道したくなる店があります。

牧のうどん加布里本店です。

この近くに住んでいた父が子供の頃うどんの麺をよく買いに行ってたと言う話を聞いたことがあります。

そろそろ90を迎える父ですので、80年位前の話でしょうか?

なにせ、ここで仕込まれた出汁が各支店に届けられているというのだから、いわば牧のうどんの総本山のような場所です。

国道202号線を唐津方面へ走っていると、大きな看板が見えてきます。

今回はちょうどお昼どきを大幅に過ぎた時間でした。

おかげでお客さまは少し少なそう。

広い駐車場とゆったりとした店内

到着してまず驚くのが駐車場の広さです。

大型バスも停められるほどのスペースがあり、車を停める場所に困ることはまずないでしょう。

お昼どきになると店の奥にある座敷席も開放されるそうで、この日も家族連れなどグループがゆったりと過ごされていました。

混雑しがちな福岡の人気店にしては、驚くほど余裕を持って過ごせるのがありがたいです。

店内に入ると、まず伝票に希望のメニューと麺の硬さを自分で書き込んでも良いし、お店の方に書いてもらってもいいです。

慣れた常連らしき人たちはさらさらと記入していたけれど、私は書いてもらうようにしています。

きつねうどんとわかめうどん、ふわふわ麺の実力

今回、私はきつねうどんを、妻はわかめうどんを注文しました。

麺の硬さは好みが分かれるところで、普通・軟め・硬めから選べるのだが、私はカタ麺、妻は中麺を注文しました。

全体的にはやや柔らかめの仕上がりで出てくる印象があり、これが牧のうどんらしさなのだろうと思います。

運ばれてきたどんぶりを覗くと、甘辛く煮込まれたきつねが麺の上にどっしりと乗っています。

麺はふわふわとした柔らかさで、噛むというよりも口の中でほどけていくような食感です。

福岡のうどんは柔らかいと言われることが多いけれど、牧のうどんの麺はその特徴をさらに突き詰めたような麺です。

妻に少し分けてもらったわかめを自分のどんぶりにいれていただきましたが、わかめの磯の香りとやさしい出汁の風味が合わさって、こちらもまた違った美味しさがあります。

出汁のやかんとネギ食べ放題という名物

面白いのは、テーブルに出汁の入ったやかんが置かれていること。

牧のうどんの麺は出汁をどんどん吸い込んでしまうため、食べ進めるうちにスープの量がどんどん減っていきます。

そこで各卓にやかんを常備し、自分の好きなタイミングで注ぎ足せるようになっているのです。

「食べても食べても麺が減らない魔法のうどん」と言われる所以はまさにここにあり、油断しているといつまで経っても丼が空にならないです。

特に大盛りを注文したら、食べても食べても減らない麺を感じることができます。

この仕組みを初めて知ったときは「ふーん」とあまり関心もなかったのですが、実際に体験すると納得で、以後は適度にスープを足して食べるようになりました。

そしてもうひとつの名物が、テーブルに置かれた刻みネギ。

こちらは入れ放題になっていて、好きなだけ自分の丼に加えることができます。

あのネギの食感が好きでたくさん載せてしまいます。

食べ終えて思うこと

食べ終えて店を出るころには、すっかりお腹も満たされ、心地よい満足感に包まれます。

福岡のうどんは柔らかいというイメージが定着しているが、もしかするとこの牧のうどんの存在が、そのイメージを広めるきっかけのひとつになったのではないかとふと想像してしまいました。

あくまで想像に過ぎないけれど、それほどまでに強い個性を持った牧のうどんということでしょう。

糸島方面へのドライブやツーリングの途中、少し寄り道して腹ごしらえをしたいときには、ぜひこの本店を訪れてみてほしいです。

広い駐車場、開放的な座敷席、そして出汁がなくなる心配のないやかんのサービス。

福岡のソウルフードともいえるうどんを、ゆったりとした時間の中で味わえる貴重な一軒だと思います。

店舗情報

店名:牧のうどん 加布里本店

住所:〒819-1148 福岡県糸島市神在西2-23-1

電話番号:092-322-3091

営業時間:9:00〜24:00

定休日:第3水曜日

駐車場:あり(大型バス可)

公式サイト:https://www.makinoudon.jp/

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